ワイルドな戦車/角川61式の話



角川映画「戦国自衛隊」が好きです!

もちろん 1979年封切りのオリジナルの方です!


そもそもいわゆる「タイムスリップ」ものと言われる映画や漫画は無条件で好き♫。
タイムスリップ映画といえば言わずと知れた金字塔「バック・トゥーザ・フューチャー」3部作はマイベスト映画の上位ランクに常に入り続けている名作中の名作!!(他の候補は・・・まぁ話が長くなるので割愛します)

漫画部門ではかわぐちかいじ先生の自衛隊のイージス艦が太平洋戦争時にタイムスリップする「ジパング」でしょう!今、会社の行き帰りの電車の中で5巡目の読み返しをしている最中です。
何度も読み返してみたくなるかわぐち作品のなかでも最高な出来!


さて、角川映画がもっとも輝いていた頃の作品である1979年版の「戦国自衛隊」。
注目はもちろん、当時のお金でなんと約8000万円かけてすべて自作ってしまったという当時の陸上自衛隊の主力戦車の61式の驚きの再現性。世界中の戦争映画史上最高のプロップ戦車と断言しても過言ではないはず!。
だって映画制作費11億5千万の中の8000万円はこの戦車ですからね。角川春樹やりますね。
戦争映画の中でも戦車が大活躍する1965年公開の「バルジ大作戦」、当時のスペイン陸軍からレンタルしたM47パットン戦車を「キングタイガー」とか断言しているオールドハリウッド映画も大好きですが、この61戦車の気合の入ったプロップを知ってしまったらねぇ。日本の映画マンもやるときにはやるもんだなぁと。



       戦国61式


いいポスター写真ですよね。戦国武将と自衛隊車両!
不思議とこの時代の軍装は戦国時代とマッチするんですよ。
リメイクされた戦国自衛隊の90式戦車は大き過ぎて、騎馬武者とマッチしないんですよね。


この61式戦車はこの映画の名前から取ったニックネームとして「戦国61式」とか「角川61式」と愛称が付けられています。

このプロップ戦車はこの映画の後、再びスクリーンに現れたのが宮沢りえちゃんの出世作1988年公開の「僕らの7日間戦争」です!

ぼくら61式


角川映画もうまい使い回しをするなぁと感心しました。この戦車見たさに、わざわざ映画館に行ってしまいました。
宮沢りえちゃんはかわいかったけど、残念ながらストーリー内容はほとんど覚えていません。。。


この映画を最後に戦国61式は人々の記憶から忘れさられ・・・・思われたのですが、再びお茶の間に現れたのはなんとバラエティ番組「天才たけしの元気が出るテレビ」のワンコーナー「早朝戦車」でした(爆)。なつかしい〜。

その後は・・・・戦車マニアの間ではどこかのコレクターの手に渡ったとか、そのまま廃車になって森の中に朽ちているとかいろいろな噂が流れておりましたが、2003年に放送された明石さんまが日本軍兵を好演したTBS系ドラマ「さとうきび畑の唄」において今度は米軍のシャーマン役として登場してファンを驚かせました。


HttRM.jpg


またドラマ「99年の愛」ではかなり強引ですがドイツ戦車として登場したりとその姿が健在であることが話題を呼びました。

type61_germany.jpg

皮肉な事にまるでバルジ大作戦でのパットン戦車がドイツ戦車を演じたのが、この平成の時代には,なんと61式戦車がドイツ戦車(パンターのつもりかしら?)を演じるとは。。。。。



さて、お声がかかれば現れるその61式戦車は普段はいずこに・・・・

調べてみたら神奈川にある映画貸し出し用の特殊車両(古い自動車や消防車等)のレンタルを行っている「有限会社鈴木商店」が所有している判明。下記のYoutube動画にはその鈴木商店の野外倉庫?の映像が映っていて、何やら超マニアックな消防車とか背景に写っていて別の意味で興奮しますよ〜。



https://www.youtube.com/watch?v=41l3tE_gLU0&feature=player_embedded

https://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&NR=1&v=JJYcMG1GG1k




ああ、いつか生で見てみたい。。。。



その夢が先週の日曜日にあっさりと実現しました!!!!!


61_5.jpg


東京・六本木ヒルズの中央広場に鎮座する鋳造砲塔のうるわしき姿〜!!

・・・・あれはあこがれたあのお方、まぎれもない61式戦車の後ろ姿。

思わず涙ぐんでしまいました(笑)



でも、なんだか辺な派手な迷彩が!



これはネットサービス大手のサイボウズ社がその契約会社が1000社突破したのを記念に、
『 1000社=せんしゃ=戦車』って事で、ええ本当にそれでいいの???とダジャレで戦車をキャンペーンに登場させたイベントでした。。。

https://www.cybozu.com/sp/1000/item01.html

カッティングシートでラッピングされてはいましたが、61式戦車の雄姿は変わりません。



61_0.jpg
61_1.jpg
 61_2

う〜ん・・・・・感動!!

ディテールもほんとうに良く出来ています。
よくあるキャタピラをブルトーザーや退役した他の戦車から流用したなんちゃって仕様ではなくオリジナルの61式戦車のデザインを再現しています。

もしかしてこの部品だけは現物?



六本木ヒルズでのイベント会場ではほんの20M程でしたがこの戦車を動く姿を拝む事が出来ました。


61_7.jpg

 61_3


このイベントではなんと今をときめくワイルド芸人である「すぎちゃん」が出演。


        61_4


ちょっとしたネタを披露していましたが、滑り方が素敵でした(笑)
でもこのブログ記事を将来読み返した時には「ああ、そんな芸人がいたなぁ〜」とならない事を祈ります。


東宝特撮ファンとしてはこの61式戦車は怪獣映画によく似合う戦車。

好きな戦車ですが、そうえいばプラモデルを作った事がありませんでした。

唯一作った?いや塗った事があるのは ワールドタンクミュージアムの 1/144スケールの61式戦車。

WTM61.jpg



最近ではこの戦車も再販されて、昔の駄菓子玩具のような台紙付きの組み立てキットとして再び脚光をあびていますね。

https://www.j-hobby.com/kms_jpn/shop/prd_detail.asp?sku=WTM01

大掛かりなジオラマを作っても1/144スケールだから場所取らず。

いや~タミヤの 1/35スケールの61式戦車も作ってみたい!

今度ファインモールドさんから当時の自衛隊のメインの足だった三菱 Jeepが発売されるので1/35スケールの武将を自作して戦国自衛隊のジオラマでも作ろうかな。。。。

http://www.finemolds.co.jp/FM/FM34.html


※おまけ61式戦車の魅力を余す事無く紹介している Youtubeの画像↓ものすごくかっこいい。

https://www.youtube.com/watch?feature=endscreen&NR=1&v=BEW1kegpA0c



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この記事へのコメント:

屋根裏部屋の男 : 2012/07/04 (水) 21:59:33

流石はアラーキーさんです!
タイトルの落ちがちゃんとありました(笑)
確かにワイルドです(^m^)>

「戦国自衛隊」懐かしい!
劇場では観てないですが、その後のTV放映では何度か観ました(笑)
この映画、確かアラーキーさんがあの三丁目で共演された薬師丸さんも出演してましたよね?!

アラーキー : 2012/07/05 (木) 06:10:13

●→屋根さん、

都会に住んでいて戦車に出会えるチェンスってなかなか無いですからね。
特に映画好きにとっては伝説のプロップですからそれはもう嬉しくてうれしくて。

私の住んでいる所は直ぐ近くに環状八号線(環八)が走っていて、陸上自衛隊の練馬基地があって、御殿場の演習場に向かう車列を見る事があります。
運が良ければ超大型のトランスポーターに載った戦車を見る事が出来て、私も見た事がありますけど興奮しましたね〜。

>薬師丸さんも出演してましたよね

→ハイ、少年武士役というマニアックな配役ですね。
大好きな役者さんがいっぱい出ている名作です!

サーベルトゥースド パンサー : 2015/03/10 (火) 00:56:23

古いエントリに失礼いたします。あの戦国61式って今はどうしてる
のか? と発作的に気になって検索し貴ブログにたどり着きました。

映画では燃料が無くなって海へ自行水葬・・・って最期でしたが、あとで
海水をキレイに洗浄したんでしょうかね? 当時映画公開記念のイベン
トでオークションにかけられていた筈でしたが買い手はつかなかった
ようで・・・。

封切前、当時の週刊プレイボーイでこの製作担当企業の特集記事があっ
て興味津々で読んだものです。初め角川では61式実車を製造した三菱重
工に依頼したがすげなく断られ(当時の予算¥6,000万、実車三億円以
上)、産業用ロボット製造会社社長が引き受けたが苦労の連続で資料は
市販のプラモデルだけ(タミヤでしょうね)、実車約600馬力、こちら
は150馬力。一番苦労したのがトーションバーで、「戦車にしか必要の
ないものだからどこを探してもない。仕方がないからマンガから描き
おこして何とか上下に動作するものを作り上げた」とのこと。映画でも
岩踏んづけて確かに凹んでましたね。

製作期間が限られていたのに凝ってしまい、実車は信地旋回しか出来
ないのに超信地旋回可能に仕上げてしまったそうです。すごいですね!!

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プロフィール

情景師・アラーキー

Author:情景師・アラーキー
.
.
■ 情景作家
■ 1969年生 居住地:東京・杉並 

「日常にあふれるさりげない光景」を立体化する事が得意なオールラウンドジオラマ作家。昭和ノスタルジーからアニメシーン再現まで製作範囲の守備範囲は無限。むしろ挑んだ事がない題材を与えられると燃えるタイプです。

「生み出すものに魂を込めて作る職人のようにありたい」・・・と願って「情景師」を名乗っています。

<過去の作例活動経歴>
●電撃ホビーマガジン
●電撃スケールマガジン
●モデルグラフィックス
●アーマーモデリング
●モデルカーズ
●パンツァーグラフ
●エクストラマガジン
(スペインの模型雑誌)

<<ジオラマ制作随時承ります>>
(製作事例:CM、テレビ撮影用、展示会用、トイの商品開発用、企業ノベルティー等)
・ジオラマ制作についての相談&質問もお答えします
・展示会等での作品貸し出しもしております。
・TV,雑誌,Web取材等の随時受付中。
<出演事例>
・おはよう日本(NHK)
・めざましTV(フジテレビ)
・タモリ倶楽部(テレビ朝日)
・怒り新党(テレビ朝日)
・情報ライブミヤネ屋(TBS)
・まにあマニアル(BS日テレ)
・王様のブランチ(TBS)
・lifeサプリ(BS日テレ)
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<雑誌取材事例>
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