テリトリー  何故かバイクに群がる猫の光景


 

桜の季節があっという間に終ってしまいました。。。。

楽しみが減ってしまったようでちょっとした虚脱感が。
パッと咲いてパッと散る。

まさに日本人の美学。


この全国民に訪れる花見終了虚脱感がおそらく「5月病」につながるのでは?と
勝手に分析しているにわか心理学師(笑)


さて、本題。
前回のブログで 1/35の猫の話をしましたが、過去に「猫を主役にした」こんな作品を作っているので
これを機会にご紹介しましょう。


テリトリー1


オフロードバイク+たかる猫5匹・・・。
ジャスト名刺サイズに凝縮された現代の街角の風景です。


バイクに乗られる方は1度は経験しているのでは?と思います。



バイクに乗ろうとシートをめくると「フギャ〜〜〜〜〜」とけたたましい雄叫びと共に飛び出す猫!!!!

何度ビックリさせられたことやら。。。。。

兎に角、猫って何故かバイクにたかるんですよ。
彼らの縄張り争いがあるらしいです、ゆえに『おしっこ』をかけて縄張りを勝手に主張する(怒×100)
愛車のBMWが猫尿匂・・・・


でも、猫好きなんで許しちゃう♥

1台のオフロードバイクとそれに群がって縄張りを争う猫の風景それがこの「テリトリー」です。


この縄張りあらそいに見事勝利してシートを確保したこのにゃんこ。
勝利に酔いしれて気持良さそうに寝ています。。。

テリトリー2

猫は前回のブログでもちょっと触れましたが、タミヤが発売している ドイツ軍砲弾搭載セットにおまけでついてくる猫を改造したものが2匹。オリジナルは後輪のタイヤの前にいる振り向いている猫。そしてシートの上に寝る猫(顔だけ)。
それ以外の猫はすべてエポキシパテ製。やはり前回のオーロラモデルの津田さんの造形のようには上手く造れませんでした(といってもこの作品はすでに5年前の作品なのでもうちょっとスキルはあがっているかな??)


さて、主役の猫もいいですが、ツインの丸目ライトのオフロードバイクを気になった人はお目が高い!!
これは1990年代に発売されたHONDAの「BAJA:バハ』というオフロードバイクです。
こんなキットが1/35で発売されているのか??・・・・答えは NO!!

タミヤから発売されている自衛隊の偵察部隊が使用しているバイクを改造したものです。


         wata35mm245.jpeg

自衛隊が使用しているバイクはHONDAの市販車XLR250を改造したもの。
そしてこの2つ目ライトの特徴的なオフロードバイクはアメリカ・カルフォルニアにて開催されているオフロードバイクレース「BAJA」のワークスモデルをイメージして市販された XLRのカスタムモデルです。

これは僕の友人が乗っていたタイプ。
大学時代にはよく林道に走りにいったライダー仲間です。

     XL.jpg


後ろにちらりと写っているのがそのバイク。手前は20年前の私の姿です。
(ちなみに私が乗っているバイクはこの時点でもすでに旧車に部類に入っていた XLRのご先祖XL200Rです)

話戻ってバイクの模型の話。
このバイクは実はかなり手を加えていまして・・・・。上記のタミヤのオリジナルのバイクはやはりスポークが
成形の一体型。バイクの造形はこのスポークの張りに魅力があります。私がこの車両を造った時には専用のエッチングパーツは市販されておりませんでしたので、仕方なくスポークの1本1本を 0.2mmの真鍮線で張り直しました。タイヤの外側から中心に向かって1本1本根気強く差し込んでいきました。。。。

ツインライトは市販のアフターパーツのガンプラの改造によく使うバーニアを使用。アルミ細線を丁寧に曲げて
ライドガードを制作。


テリトリー5

ゴミ収集の看板がなかなか細かくていいでしょ?
これは杉並区の実際の看板。近所のゴミ集積所の看板をデジカメで撮影して 1/35になるようにプリントアウトしただけのものです。

カーブミラーは1/24のカーモデル用のアクセサリーキットを1/35のサイズになるように削って改造したものを使用しています。

テリトリー3

よく見かける網フェンスは市販の真鍮製の網を使って再現。L型のプラ棒を使ってそれらしく造ると結構緻密感を演出できます。このフェンスに絡み付くアイビーは拾って来た雑草の根を乾燥させたものと、まいどまいどの登場、「白樺の実」を使った葉っぱ。これもいいアクセントですね。


この作品はその当時に仲良くしていたモデラー仲間で集ったWeb上コンペ作品として造ったもの。
1/35バイクに限定した作品コンテストで今をときめく超有名な AFV系モデラーがこぞって参加して
非常に良質な作品があつまった作品コンペでした。
(残念ながら今ではサイトが閉じてしまって見る事ができません)

デッカい大作系の作品ばかりではなく手のひらサイズのこの手のジオラマもかなり好きな私。

現代の風景を再現する日常ジオラマも見る人をほっこりさせる力がありますね。
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この記事へのコメント:

yukiyuki : 2012/04/19 (木) 19:02:37

おお!私が知っている頃の荒木氏の姿が・・・(顔見えないけど・・・)w
確か卒業作品のバック(変形するキャンプ用品!)もバイク用だった記憶があるけど、違ったかな?
しかし、1/35サイズでスポークを取り付けるなんて、老眼の今では出来ないのでは?
でも、荒木氏の作品はテーマがしっかりしていて良品ばかりですね!
さすがっス。

今、自分はジムニーのプラモデル(FUJIMI製)を作っています。
せっかくなので、荒木氏の手法を参考に、ヴィネット風に作りたいな~と思っていますので、分からない事が出てきたらアドバイスくださいね!
では、また遊びにきます。

PS.
模型展みたいなイベントあったら教えて下さいね。
是非、作品を拝見したい。(出来ればお会いしたい。)

アラーキー : 2012/04/21 (土) 09:58:38

●yukiyukiさん

>>私が知っている頃の荒木氏の姿が

ハハハ、しかも後ろに写っているバイクはケントのバイクだからね。
このツインライトのバハもケントが持っていたバイクを再現したんだよ。

ジムニーのプラモデルいいね。
ビネット風にするならば程よい大きさの円形の缶のようなものをベースにするといいかもね。スタイロフォームか発泡スチロールで地面を作って、モデリングペースとで地面を整えて、公園で拾って来た砂とか小石を水で溶いた木工ボンドで接着して地面を造るといいよ。



ところで「模型展示会」・・・・

ちょっと企画していた場所と開催を都合がつかなくて流してしまったんだよね。
また仕切り直し。

展示会といえば 5/19〜5/20に静岡で全国の模型サークルが一同に集う模型作品展示界があるからそこに来るといいよ。おそらく人生観変わるよ!

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プロフィール

情景師・アラーキー

Author:情景師・アラーキー
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■ 情景作家
■ 1969年生 居住地:東京・杉並 

「日常にあふれるさりげない光景」を立体化する事が得意なオールラウンドジオラマ作家。昭和ノスタルジーからアニメシーン再現まで製作範囲の守備範囲は無限。むしろ挑んだ事がない題材を与えられると燃えるタイプです。

「生み出すものに魂を込めて作る職人のようにありたい」・・・と願って「情景師」を名乗っています。

<過去の作例活動経歴>
●電撃ホビーマガジン
●電撃スケールマガジン
●モデルグラフィックス
●アーマーモデリング
●モデルカーズ
●パンツァーグラフ
●エクストラマガジン
(スペインの模型雑誌)

<<ジオラマ制作随時承ります>>
(製作事例:CM、テレビ撮影用、展示会用、トイの商品開発用、企業ノベルティー等)
・ジオラマ制作についての相談&質問もお答えします
・展示会等での作品貸し出しもしております。
・TV,雑誌,Web取材等の随時受付中。
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