世界一有名な三輪車(ALWAYS三丁目の夕日'64)




俳優・アラーキーが主演・・・

いや、過大妄想→修正、ほんの少しの出演エキストラ参加しています


ALWAYS三丁目の夕日'64」絶賛公開中!!


奇跡のエキストラ参加の記事は以前紹介いたしましたね。

http://arakichi.blog.fc2.com/blog-entry-19.html

昭和ノスタルジーの世界が大好きな私ですが、冷静に考えるとこの映画の世界のジオラマをまったく作っていない事にハタと気がついた今日この頃。


その訳は・・・


尊敬すべきジオラマ界の重鎮・伊藤康治さん製作の鈴木オート社屋と茶川商店&万亀堂のジオラマを見ちゃった後にはわざわざ自分で作ろうというモデラーは・・・・・

皆無ですよね〜。
お腹いっぱいですよね〜。

       鈴木オート


       茶川


ちなみに以上のジオラマは現在、ひごろジオラマ素材で大変おせわになっております東京巣鴨にある
さかつうギャラリー」さんにおいてALWAYS三丁目の夕日'64展として現物展示されておりますよ!!
ぜひ、その超絶ジオラマを見に行きましょう!!

    http://www.sakatsu.jp/product/new/201201always.html


で。。。。。

やはり今回のエキストラ参加の記念としても何かしら作品を残したいもの。

戦前&商店建築フェチの私としては八百屋だったり、駄菓子屋だったり、床屋だったりといろいろ作りたい
建物はあるものの、構想ばかりでなかなか始められない。。。。
とにもかくにも最も解りやすいアイテムとしては、やはりアレアレ、鈴木オートの社用車・ミゼットMP3です!



     三丁目MP_8


私、兎に角このカエル顔の丸ハンドルタイプのミゼットが大好きで、将来絶対に所有したいと思っていた1台でした。
(あくまでも田舎の一軒家で広大な土地をもっているという前提ですね、その妄想は。)




第1作目でこのミゼットを見た時にはもう大興奮!!



という訳ではなく、実はちょっと「嫌悪感」があったのは今だから言える事。


その理由は
『余りにも錆びて汚れ過ぎている』事。


昭和30年代といえば車は超高級な夢のアイテム。今以上、それ以上に車を大切にしていた時代。しかも修理業を営んでいる社用車がこれほどに錆びて汚かったら私だったら絶対に鈴木オートに修理に出さないと思うんですよ(苦笑)。


そして、嫌悪感Vol.2は、私の知っているミゼットとは明らかに短い車長は原作漫画のイメージに合わせてディフォルメして改造したんだと思っておりました。
これまた演出としてはやり過ぎだろう!!と。

後日知ったのはこれは丸ハンドルミゼットの極初期型の『MP3』と呼ばれるタイプで現存車両もかなり少ない超希少な車両だという事。これには驚きましたね、こんな荷台に何にも乗らないようなチョロQみたいなミゼットが現存していたんだ!!とね。

今ではすっかりと汚れ&錆ミゼットはキャラクターとして定着してしまいましたね。
ピカピカのMP3だったらここまで愛されなかったかもしれません。
これは山崎監督のマジックと言わざろうえませんね。



ちなみに映画のあのミゼットは水性塗料で汚し塗装をしておりまして、撮影が終わったらご覧の通りにピカピカにしてオーナー様に返すそうです。3丁目登場の車両は他には宅間先生のラビットスクーターがありますが共に旧車マニアのオーナーさんから借りている貴重品です。

     三丁目MP_2






さて、前置きが長くなりましたが、この鈴木オートのミゼットMP3を作る為には後期型ミゼット唯一のプラモデル
アリイ(現マイクロエース)の1/32のミゼットを使うしかありません。こんなに可愛い車両なのにプラモデルが1種類だけって・・・せめて映画の影響を考慮して1/24ぐらいでほしいですよね。


     有井ミゼット


そもそものこの1/32昭和ノスタルジックカーシリーズはかつてLSというメーカーが販売していたキット。
私が中学生の頃に発売して以来、LSが倒産してしまった後には有井が引き継ぎ、今では模型屋さんの大定番となっていますね。ワンコインの値段設定もそうですが、1/32スケールというのが近似値の1/35のAFVキットと同様な扱いで作る事が出来る事ですね。



さぁ作るぞ!!の情熱ダッジュを冷めぬうちに切った張ったを繰り返し、取りあえず1週間作業でできました現時点でのMP3がコレ!


     ミゼット1


か、かわいい。。。




販売されているのは最も車両が売れた、最終型であるミゼット「MP5」と呼ばれる車両で、映画登場の「MP3」とは以下の点が異なります。

・荷台の長さ
・前輪カバーの形状(MP3はMP5に比べるとちょっと形状が長くて尖っている)
・側面窓の形状((MP3はコーナーRが大きく窓が一枚)
・天井面が前方に傾斜
・ボンネット上のエアインテークの形状違い
・フロントガラスの大型化
・側面エアインテークの四角フォルムの形状違い、等々・・・


    ミゼット2
    ミゼット10

写真のゆがみでフロントカバーの形状がちょっとつぶれて見えますが大まかなフォルムはOK!


     ミゼット4
     ミゼット3


フロントカバーの段差を再現して、側面エアインテークの四角窓を削って、ライトカバーを自作して、
室内インテリアを手に入れて・・・細々した作業が残りますけど徹底改修をしようと思います。


有井のミゼットを劇中カラーにして、錆塗装を施して鈴木オートミゼットを作り上げるモデラーはよく見かけますが徹底改修したMP3を作っている方は少ないですね(もちろん伊藤康治さんは再現されています)。

これが完成したら・・・どんな三丁目のシーンを再現しようかな?

ベースになったのはマイクロエースの「ミゼット工期型」今から30年以上も前のキットですが、プロポーションも良く、作りやすい定番アイテムです。


                 


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この記事へのコメント:

MASAKI : 2012/02/03 (金) 23:18:32

やっぱり来ましたか。
三丁目の夕日。

どんな感じで仕上がるのか楽しみです。
ミゼットの車自体もそうですけど、背景の雰囲気などどうなるのかがもっと気になります。

アラーキー : 2012/02/05 (日) 08:49:14

→<MASAKIさん>

やはり三丁目の世界はかなりベタとはいえ「情景」という名前が似合う世界。

情景師としては挑みたいアイテムですからね。

構想はいろいろあるものの、他の作品を作らないといけない時期になってきましたので
ちょっと保留してしまうかも。。。。

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プロフィール

情景師・アラーキー

Author:情景師・アラーキー
.
.
■ 情景作家
■ 1969年生 居住地:東京・杉並 

「日常にあふれるさりげない光景」を立体化する事が得意なオールラウンドジオラマ作家。昭和ノスタルジーからアニメシーン再現まで製作範囲の守備範囲は無限。むしろ挑んだ事がない題材を与えられると燃えるタイプです。

「生み出すものに魂を込めて作る職人のようにありたい」・・・と願って「情景師」を名乗っています。

<過去の作例活動経歴>
●電撃ホビーマガジン
●電撃スケールマガジン
●モデルグラフィックス
●アーマーモデリング
●モデルカーズ
●パンツァーグラフ
●エクストラマガジン
(スペインの模型雑誌)

<<ジオラマ制作随時承ります>>
(製作事例:CM、テレビ撮影用、展示会用、トイの商品開発用、企業ノベルティー等)
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・展示会等での作品貸し出しもしております。
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