福島・新地町震災復興プロジェクト
この夏に、『福島の震災復興をジオラマで!』というプロジェクトを開始いたします。
福島県新地町 復興推進課との共同事業で行なう企画。
これは復興省が行なっている「心の復興事業」一貫です。
未曾有の大震災からはや5年。
福島は少しずつ、立ち直ろうとしています。
巨大な防潮堤の建設や、高台への集団移転等で「インフラ」が整いつつありますが、ハードだけではなく、「ソフト」も補完していかねばなりません。街が一瞬でなくなってしい、それまで脈々とつながっていたコミュニティーが崩壊してしまった福島県・新地町において2つの課題を『ジオラマ』で解決するという考えです。
1、震災アーカイブとして「街の記憶を残す」
2、「ジオラマ作り」を通して人々のコミュニケーションを図る
震災によって失われた光景を、写真、映像、そして語りによって「無きもの」とはせずに、しっかりと刻んで行く事は大切な事です。まずはそのどの手法よりも感情のスイッチを押しやすい、立体物としてのジオラマで、街の大切な記憶を残すお手伝いです。街の方に聞きながらどんな光景をもう一度蘇らせるか?を簡単なワークショップを行ない、ジオラマ化を進めます。
また、コミュニケーションでは、ジオラマ作りを体験してもらい、その魅力を広めるお手伝いをします。
1回2時間で3回のワークショップを行います。
多くの方に参加してもらうチャンスを考えると、それほど大掛かりなジオラマ制作は出来ないとも考えておりすが、
「ジオラマを見る」だけではなく実際に手を動かして、ジオラマに触れてその楽しさを感じてもらいたいと思っております。
実は私もまったく手探り。復興推進課の方と一緒に、また参加者といっしょにこの計画を進めて行こうと思っているのです。
まずはプロジェクトの狼煙をあげる第1弾は
7月3日(日曜日)に福島県・新地町役場横の保健センターにて、ジオラマ作品15点の作品展示会とトークショーが開催されます!
上記以外にも作品が展示されます。
なお、この作品展示会は
来週7/8まで、新地町保健センターにて行なわれますので、是非とも足を運んでください。
作品展示会では、このワークショップにヒントを与えるアンケートを行なっておりますので協力していただければと思います。
もちろん、福島の新地町以外の地域の方の参加も大歓迎です!
↓詳しくは役場へ
http://sosobureau.yumesoso.jp/archives/event/%e6%80%9d%e3%81%84%e5%87%ba%e3%81%ae%e3%82%b8%e3%82%aa%e3%83%a9%e3%83%9e%e4%b8%80%e7%b7%92%e3%81%ab%e3%81%a4%e3%81%8f%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%bf%e3%81%be%e3%81%9b%e3%82%93%e3%81%8b%ef%bc%9f
よろしくお願いいたします。
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