永遠の0・ダンボー21型/52型出撃!


2014年最初のブログ!
今年も「情景師・アラーキーのジオラマでショー」をよろしくお願いいたします。

皆様大変すみません・・・去年末から更新をさぼっていました。
この手のブログの停滞にありがちな理由
「実はビックプロジェクトの為に制作していて、記事を書く時間がなかった!」

というカッコイイ理由ではありません。

単に・・・さぼっていただけです・・・(´_`illi)

いや、何となく前回の記事において映画・永遠の0を熱く語ったのですが、その後に今回書こうと思っていた内容に繋げたいなと思っていたのですが、ちょっとタイミング悪く記事ネタが完成しなかったダケの話なんです。


本当は、この映画の思い入れが強く、その情熱が込められたかなり気合いの入った零戦のジオラマを作ろうと鼻息荒く半年前から準備を進めていたのですが・・・・まったく間に合わずにとうとう劇場公開開始してしまい断念。

だけど、やっぱり何か零戦ネタでやりたいなぁと思って、今回のこの記事ネタになりました。





ダンボー21型_1


海洋堂・ダンボーミニを改造した「ダンボー21型」赤城搭載機♬


こ、これか?


いや〜・・・だってダンボー好きなんだもん。


しかし良く見るとちゃんと零戦の特徴である「沈頭鋲」も再現してあるし、増槽だって「ポーチ」型になってかわゆくタスキかけされているという私らしい細かい点も押さえてありますよ!

ちなみに・・・ダンボーのスカートの内側は零戦の内部色としての「青竹色」で塗られています♬

「沈頭鋲」の再現にはハセガワの「リベットスタンパー」を使ってみました。
リボルテック・ダンボーの部品のほとんどは「ABS」製のプラ材で、普通のプラモの素材であるPSとほぼ同様。
シャープペンに似たリベットスタンパーをプラ表目に押し付けるようにして○の型を付けます。表現性はかなりいいですね。


トライツール 丸リベット スタンパー 直径0.4mmトライツール 丸リベット スタンパー 直径0.4mm
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ハセガワ

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これらの零戦タイプへの改造には今回の映画に合わせてタミヤから発売中の「永遠の0」仕様になった特別バージョンのプラモを使用。映画・永遠の0ではタミヤがプラモデルを作る際に作った3D CADのデータを使ってCGが作られているんですよ!

タミヤ永遠の0

・・・・と宣伝しておいてこんな告白もなんですが、実はプロペラと内部に配置された「栄エンジン」と増槽、そして・・・主人公である宮部久蔵が劇中で搭乗している機体に書かれた機体番号のデカールの一部しか使っておりません(汗)

いや、ちゃんと売り上げに貢献すべく、また1セット買い直して普通の零として作ろうと思っていますから。


いつものように日光下での勇姿をどうぞ♬


ダンボー21型_2

この写真だと頭部の裏面にも「青竹色」が塗られているのが解るでしょ?!

さて、映画ではメインとして零戦21型が空母赤城搭載機、ラバウル仕様機、筑波海軍航空隊と3種類が登場する訳ですが、宮部機として最後に搭乗する機体として52型も出て来ます。

こちらももちろん忘れてはなりません!


ダンボー52型_1

こちらも基本的には21型と同じ作り。

しかし気づかれたと思いますが、ちゃんとエンジン横に生えた52型の特徴の一つとしての排気管もちゃんと作っておりますよ!


戦争末期の様子を表現するために、零戦では塗装のはげチョロが重要になりますね。

かわいいダンボー・零戦タイプでもしっかりとエフェクト塗装をするのがアラーキー流です。

ダンボー零戦兄弟_1


濃緑色の塗装色に下にちらりと見えるジュラルミンのシルバー色・・・

今回始めて、巷で流行っている「ヘアスプレー法」というものにチャレンジしてみました!
今更?かもしれませんがこの方法面白いですね。

まずは下地色としてラッカー・シルバーを塗装しておきます。
つぎに髪型をキープするヘアスプレーの代名詞「ケープ」をシルバーの上に万遍にスプレー!
そして、乾燥後にアクリル色の濃緑色をエアブラシで塗装!

その後に・・・爪楊枝にて塗装面をカリカリとこすると、シルバー塗装面と濃緑色の間にケープの「糊の面が「浮かず離れず」の絶妙な状態で層を作っているので濃緑色の塗装を簡単に且つリアルに剥がす事が出来るのです。

やりすぎない程度に剥がし終わったら、仕上げに「水性ホビーカラー」の半ツヤを吹いてコーティング。
実際には普通に塗装する方法よりも塗装面が繊細でその後に表面をぶつけると簡単に濃緑色がはげてしまいがち。
私の買ったケープは「ナチュラル」タイプでしたが、「ハード」を使った方が皮膜強度は強いと思います。



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この単純な造形の固まりであるダンボーは何か悲しげな表情に見える事があります。
悲哀が秘めた零戦にピッタリのキャラクターだと言えますね。


このダンボーは残念ながら映画には出場しませんが(笑)
本当にいい映画ですので皆様も是非、映画「永遠の0」を劇場でご覧下さい!

※追記

この記事で紹介された「零戦ダンボー」はなんと海洋堂さんから発売が決定いたしました。
こちらのBlogやTwitterで紹介していたものを海洋堂さんが声をかけてくれて発売になりました!


               

               

よろしくお願いいたします。

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この記事へのコメント:

MACK : 2014/01/12 (日) 05:35:34

こだわりのダンボー、良いですね~(^ ^)
前記事も拝見しました、坊主の理由がやっとわかりました、
そしてお祖父さんの話は強烈でした
映画、劇場で観たいと思います!

情景師・アラーキー : 2014/01/14 (火) 06:57:54

● MACKさん、
撮影は今から1年半前の夏の出来事。
あの頃は突然の坊主姿に周りが戸惑っていて、なんだか言い訳するのも面倒な状態でした。

ぜひぜひ劇中で永遠の0をお楽しみくださいませ!

ぴろんちょ左衛門之介久 : 2014/01/18 (土) 01:10:05

明けました。おめでとうございます。
映画「永遠の0」は娘にせがまれましたが、一緒に観ませんでした。「女(妻)子供(娘)で観てこいっ」と映画館で分かれました。
理由としては「原作が良かったから」と言いましたが、コレは半分は本音で、実際のトコロは映画を観て涙ぐむ父の姿を見せない為、、、

ミドリーのダンボーは最終機設定と相まって、ハガレ具合から哀愁がただよってます(^^

禁パチ : 2014/01/20 (月) 11:48:17

はじめまして。
今までROMに徹していましたが、もう辛抱タマラン(笑)
錆でまくれた塗装など、とても参考になる技法を真似させていただきましたが、今度はヘアスプレー法ですか!
今まで下地の銀を出すのに塗装面をワイヤブラシで軽くこすったりしてましたが、これならもっといい感じにできそうですね。

やっと祖父の代の思いが「永遠の0」で報われるのでしょうね。
こういう映画ができるようになってきたというのは、喜ばしいことなのだと思うのです。

情景師・アラーキー : 2014/01/23 (木) 08:03:47

●ぴろんちょさん

家族に泣く姿を見せたくない・・・・こういう方は結構いるようですよ。
その気持も解らなくはない。
しかし、やはり劇場で見て欲しい!本当に迫力ある「娯楽としての映画」の完成度が高い映画ですよ。
ぜひぜひ。

情景師・アラーキー : 2014/01/23 (木) 08:07:53

●禁パチさん
こんにちは!
遠慮なく書き込んでいただいていいんですよ。
このブログ、毎日800人程が見ていただいているのは解っておりますので、潜在読者がいる事は認識しておりますが、その人たちが喜んでくれているのかどうかは全く解りません(泣)

ケープ剥がし方法。
これホントに楽しいですよ。ただし結構繊細なのでガンプラ等の「作った後にいろいろと遊んでしまう」プラモにはその後にも剥がれが進行してしまう可能性があるので注意が必要です。いろいろと試してみようかと思っています。

ぴぃ : 2014/01/26 (日) 16:17:19

こんにちは。
初めてコメントさせていただきます「ぴぃ」と申します。

零戦型(?)ダンボーかわいいっすね。
ドロップ・タンクのポーチが素敵です。
ダンボーってアイディア次第でいろんな遊び方ができそうですね。

情景師・アラーキー : 2014/01/27 (月) 08:12:26

●ぴぃさんこんにちは!

ダンボーは単純な形態ゆえにいろいろと応用が効く魔法のアイテム。
40歳半ばのおっさんが「ダンボーかわゆす」って遊んでいる姿はどうかと思いますが(笑)
頭の中にはいくつものバリエーションがあります。
いつかこちらでもまた発表させていただきますね!

(ぴぃさんのブログも拝見しました。・・・いろいろと共感出来るツボが一緒ですね♬)

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プロフィール

情景師・アラーキー

Author:情景師・アラーキー
.
.
■ 情景作家
■ 1969年生 居住地:東京・杉並 

「日常にあふれるさりげない光景」を立体化する事が得意なオールラウンドジオラマ作家。昭和ノスタルジーからアニメシーン再現まで製作範囲の守備範囲は無限。むしろ挑んだ事がない題材を与えられると燃えるタイプです。

「生み出すものに魂を込めて作る職人のようにありたい」・・・と願って「情景師」を名乗っています。

<過去の作例活動経歴>
●電撃ホビーマガジン
●電撃スケールマガジン
●モデルグラフィックス
●アーマーモデリング
●モデルカーズ
●パンツァーグラフ
●エクストラマガジン
(スペインの模型雑誌)

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(製作事例:CM、テレビ撮影用、展示会用、トイの商品開発用、企業ノベルティー等)
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