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秋の気配のCM用ジオラマ


9月になりましたが暑さが続いていますね。

しかし、あっと言う間に日が短くなって18時頃などすでに暗くなって来ている事に気がつくと、秋が近づいて来たのが分かります。暑さにうんざりしていた夏でしたが、少しだけ寂しさを感じてしまいます。

しかし、秋は「行楽シーズン」!
暑さも和らぐと外出もしやすくなりますし、美味しいモノも増えますしね。季節がハッキリとしている日本に産まれてよかったなと実感します。

さて、そんな秋の訪れの話題にぴったりなネタをご紹介します♬

プレモル


サントリーさまから発売中「プレミアムモルツ」の限定の「秋缶」です。

こういう商品が出てくると更に秋が待ち遠しくなってしまいます!缶の側面には切り絵作家「久保修」さんの見事な京都の紅葉の切り絵。素敵な構図ですね。
一昨年の秋に京都のもっとも紅葉が綺麗な時期に旅行に行くチャンスに恵まれましたが、それはそれは絵に描いたような見事な紅葉で、やはり一生に一度は秋のトップシーズンの京都の紅葉を見るべきだなと思いました。そんな良き思い出をさらに蘇らせてくれる秋缶。


この限定缶の魅力をさらに引き出す為のWeb CM用のジオラマの手伝いをさせてもらいました!


プレモル秋缶_3


秋の紅葉を楽しんでいる人達が思わず見上げた先には、プレミアムモルツの秋缶の光景が!
秋缶の紅葉が借景になって、ジオラマの景色と延長しています。


プレモル秋缶


ひょいと持ち上げられた缶と、手の大きさで、このジオラマの小ささが分かるネタバレ写真。
この手、私の手です!まさかのCMに「手タレ」として出るとは!(笑)

プレモル秋缶_8


そして、日は暮れて、夜景の中でも楽しめる紅葉!
実際の京都の紅葉もその期間に特別にライトアップしている所も多く、この写真のような感じで楽しむ事ができます。あの時の感動がジオラマで蘇ります!


これらの写真は、すべて私が撮影したもの。

こちらのBlogに掲載されている写真、作品集に掲載されている写真もすべて私が撮っています。
なんせ「アラーキー」ですから写真もそれなりに撮れますよ(笑)

そしてこの写真を展開しているWebはFacebookのプレミアムモルツのサイト!


https://www.facebook.com/ThePremium.jp/posts/1119188521499961


たった3枚の写真ですが、その魅力が十分に伝わっている事がわかり、9月11日時点ですでに「3万イイネ」いただいております!
このプレミアムモルツさんの投稿記事でのダントツの支持率!

このBlogを拝見した方で、もしも協力いただけるのであれば、上記のアドレスのFacebookの記事に「イイネ」をお願いします。それが間接的に私の評価につながりますので!


上記の3枚の写真以外にもあらゆる角度で写真が撮れるようにこのジオラマは作られています。

プレモル秋缶_7


プレモル秋缶_6



素敵でしょ!

写真の隅に「Photo by SATOSHI ARAKI」となっておりまして、その表記の通りに撮影は私ですが、このジオラマを制作したのは・・・私ではありません。今回はデザインとプロデュースを担当しました。

このジオラマはとあるジオラマ作家さんとのコラボレーションなのです!

私がクライアントさまに提出したプランがこちら!
この時にはすでに作ってもらうモデラーとの交渉済みで、その人の作風などを意識しながらこのアイデアを書き上げました。

プレモル秋缶_1


手書きのアイデアスケッチで制作方針を打ち合わせしてOKをいただき制作に取りかかります。
いただいたお仕事はこのように進めるのが常ですが、この話をいただいた時には、私は富山・新川文化ホールの個展「凄い!ジオラマ展」の準備と、福島・新地町の震災復興のジオラマプロジェクトの準備、そして新書「作る!超リアルなジオラマ」の執筆中でして、兎に角身体が空かない忙しさ! 普通はお断りするのですが、折角、私にご依頼相談をしていただいた方、私もやりたい依頼でし、クライアント様も今回は制作プロデュース&撮影を私が担当するということでOKをもらいましたので、引き受ける事にしました。

そして完成したのがこのジオラマ!


プレモル秋缶_9


私のアイデアをさらに拡張して素敵な作品を作ってもらいました!

それは親友「すこっつ・ぐれい」さん!

http://hakoniwa.club/

とても素敵な「箱庭」を作るモデラー、アーティストです。

ジオラマのサイズはA4。350mlの缶がスッポリ収まる穴をあけて、その穴中心に京都の寺町の通路が造られます。

プレモル秋缶_制作1



石畳の作り方は、私もよく使う方法「スチレンボードにボールペンを使った彫刻」で。

プレモル秋缶_制作2


針金をつかった木の制作はすこっつさんの十八番です!

プレモル秋缶_制作3


プレモル秋缶_制作4


紅葉した葉っぱは「ミニネイチャーのモミジ」の葉とスポンジを組み合わせたものを使用。あとから私が、写真撮影の際に、モミジの葉が寂しかったのでミニネイチャーのそれを足してボリュームをアップさせました。


すこっつさんの作品は、ヒストリカルフィギュアを使った洋風作品が多いのですが、ぎゅっと凝縮した「箱庭」のような作品を得意としているので、今回の依頼にぴったりでした。



今後もこのようなコラボレーションで、ジオラマを使ってコミュニケーションを計るお仕事のお手伝いと、様々なモデラーの得意技を生かした作品つくるもしていきたいと思っております!

(もちろん時間がある時には直接私がつくりますけどね♬)

プレミアムモルツの秋缶は期間限定品ですので、店で見かけた際にはご購入をお勧めします!



<定期PR>

※2021年2月11日発売
2015年にジオラマ作家として独立してから5年間に受注した仕事をまとめた写真エッセイ集。今までのジオラマ本のように作り方のHow to 記事も盛り込みながら、それぞれの仕事をどのように受注してアウトプットしたかを綴ったビジネス本として執筆しました。
好きな事を仕事にしたいクリエイター志望の方へのヒントになれば!







※2019年4月10日発売
失われつつある昭和の駄菓子屋を1/24スケールで徹底的に作り込み、その作り方を図面、写真で超解説したジオラマHOW TO 本。和風日本家屋の構造解説でドールハウスや鉄道模型などのジオラマ作りの参考になります!





※2016年8月に発売された私の初のジオラマHow to写真集「作る!超リアルなジオラマ」
イラストと写真を織り交ぜて、ジオラマ作りの考え方や作り方、保存の仕方、写真撮影、SNSでのアピールの仕方など重箱の隅を突くように執筆した本です。現在6刷突入で2万冊突破で好評発売中です!




                 
※2015年に発売された私の初の作品/エッセイ集「凄い!ジオラマ」をカラー写真2倍に増量+本の多さアップで生まれ変えた「凄い!ジオラマ[改]ジオラマ作りの楽しさを文章と写真で楽しめる本です!2018年11月発売



                

                 

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プロフィール

情景師・アラーキー

Author:情景師・アラーキー
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■ 情景作家
■ 1969年生 居住地:東京・杉並 

「日常にあふれるさりげない光景」を立体化する事が得意なオールラウンドジオラマ作家。昭和ノスタルジーからアニメシーン再現まで製作範囲の守備範囲は無限。むしろ挑んだ事がない題材を与えられると燃えるタイプです。

「生み出すものに魂を込めて作る職人のようにありたい」・・・と願って「情景師」を名乗っています。

<過去の作例活動経歴>
●電撃ホビーマガジン
●電撃スケールマガジン
●モデルグラフィックス
●アーマーモデリング
●モデルカーズ
●パンツァーグラフ
●エクストラマガジン
(スペインの模型雑誌)

<<ジオラマ制作随時承ります>>
(製作事例:CM、テレビ撮影用、展示会用、トイの商品開発用、企業ノベルティー等)
・ジオラマ制作についての相談&質問もお答えします
・展示会等での作品貸し出しもしております。
・TV,雑誌,Web取材等の随時受付中。
<出演事例>
・おはよう日本(NHK)
・めざましTV(フジテレビ)
・タモリ倶楽部(テレビ朝日)
・怒り新党(テレビ朝日)
・情報ライブミヤネ屋(TBS)
・まにあマニアル(BS日テレ)
・王様のブランチ(TBS)
・lifeサプリ(BS日テレ)
・経済ビジネスライン(BSNHK)
<雑誌取材事例>
・週刊新潮
・週刊アスキー
・女性自身
・ホットペッパー
・ビーコン

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