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ノーチラス号あらわる!


唐突ですが、

「ノーチラス号が大好きです」

ノーチラス・・・

この固有名詞に対して、世代によって大きく2つにイメージする物が別れると思います。


1つはアニメ、「不思議な海のナディア」に登場したこちらのノーチラス号。


fg00215_2.jpg

<写真はGoogle画像検索より>


最近のような気がしておりましたが、なんと初回放映が1990年なので、今から25年も前の話(汗)


私は大のNHKアニメファンですが、恥ずかしながらこのアニメはほとんど見ていないので、この潜水艦初めて見た時に

「え?っ、これってブルーノアじゃないの?」

と思ってしまった46歳のオジさん(笑)

・・・ブルーノア、知らない方もいるかと思いますが、まぁGoogle先生に聞いてみてくださいませ。

そして、本題は本家・ディズニー映画「海底2万マイル」に登場したノーチラス号様の話なのです。



3828a63b.jpg



この映画を知らない人でも、ディズニーシーの火山の真下に停泊している、怪しくも美しい銅褐色の潜水艦を見た事がある人は多いかと思います。


photo-143.jpg

<写真はGoogleの画像検索より>


ノコギリのようなギザギザのついた、丸鋲構造の古めかしいデザイン。これぞ「ザ・スチームパンク」デザインの原点!!!!

ギザギザは飾りではなく、帆船に体当たりして、船を沈める為の武器なんです!


いかにも怪しいマッドサイエンティストが作った潜水艦なのであります。


まだ、未見の方は、本当にオススメの映画ですので是非一度、ディズニー映画のど定番の「海底二万マイル」を!

              


で、このノーチラス号ですが、今までいろいろな大きさの物が発売されておりますが、やはり超有名なディズニーご本人が手にしているミニチュア(映画で使われたプロップ?)サイズのコレが欲しい!!!


Walt Disney 11 with_the_nautilus



ノーチラス号ファンが誰しも夢見たこの大きさのものを、やってくれましたよ、あの海洋堂さまが!!

pc_detail_1.jpg



いやっほーーーー!!

コストを考えてあえて「ソフトビニール」製として販売したのです。

塗装が映えそうな鋲構造。
これはモデラーとして、ワクワクするアイテムですね。

で、今回、とあるジオラマに使う事になりまして・・・これをガッツリと塗れるチャンスが巡ってきました!!



で、

洋上シーンとして配置する為に、超音波カッターを使って、上下に分割して、ラッカー塗料で塗装した物がこちら。


ノーチラスBlog_2



鋲が映える!!!!!!!!!!

ノーチラスBlog_1



実際には海上に出る部分はもっと上部なんですが、造型的にこちらの方が映えるので。


ノーチラスBlog_3


ラッカーの艶消し黒を全体に塗装し、レッドブラウンをドライブラシ。そしてカッパーを鋲の頭の部分を浮く出させる感じでドライブラシ。

そのままでは筆の荒さが出てしまうので、デッキタンをエアブラシでうっすらと全体的に塗装します。


ノーチラスBlog_4




仕上げに、銅板?の表面に浮き出た「錆」色のかわりに緑青をイメージして、ダークグリーンを墨流ししました。
これがカッパーを映えさせていい感じの使用感を演出できました。

ああ、これが私が見たかったノーチラス号の姿!!!!

今回は依頼品なので、私の手元から離れてしまいますが、実は自分用として1艇所有しておりますので、時間が空いたらまたガッツリ塗装をしてみたいと思います。


そして、そして・・・

これはすでにこんな感じのジオラマに配置されております!


ノーチラス洋上Blog



制作期間に半年を要した、巨大ジオラマ。
実はこのノーチラス号は主人公ではありません。あくまでもアクセント、遊びとして配置しただけ。
「コレが遊びで配置出来る」程に巨大なジオラマなのです!!!!!!!!


詳細はまだ明かせませんが、いずれ詳しくレポートいたします。

ではでは。

海洋堂のメガソフビアドバンス「ノーチラス号」オススメです!!

                 


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※2015年に発売された私の初の作品/エッセイ集「凄い!ジオラマ」をカラー写真2倍に増量+本の多さアップで生まれ変えた「凄い!ジオラマ[改]ジオラマ作りの楽しさを文章と写真で楽しめる本です!2018年11月発売



                

                 

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いろいろと進行中のジオラマの話♬


Blogの更新が遅れている時には・・・

何か、いろいろと進行中だと思ってくださいませ。

今年の夏は、ちょっと夏らしい「涼しげなジオラマ」を作っていました!


海底B1


海底B2


海底B3


海底ジオラマです!

なかなかいいでしょう?
ちょっとこれは大きなプロジェクトでして、その大きさも凄いんですよ。
自宅以外でのある場所に通って作っているのです。

今は残念ながらまだ秘密なので、詳細は後ほど御知らせいたします。

そして、この海底ジオラマ用として、手持ちのキットの山の中から見つけた帆船プラモを使ってこんな物を作っていました。

沈没船B1



リンドバーグのイギリスの帆船プラモを使った「沈没船」。
超音波カッターで、長年海底に沈んで腐った木のテクスチャーを再現してみました。

塗装してみると・・・・

沈没船_B1



おおおぉ!
これはいいぞ!

実は、このキットは上記の海底ジオラマにはスケール的にもボリューム的にも小さ過ぎて・・・

急遽、別の沈没船を制作して、このパーツは私のプライベートでの海底ジオラマを作る事にしました。
沈没船は地上での「廃車」に通じる、「朽ち模型」。今後、シリーズで作ろうと思っていたアイテムです。

いずれ、こちらも進んだところでBlogで紹介したいと思います。

取りあえず、9月後半〜10月前半までが珊瑚礁ジオラマ?の締め切りと、もう一つ、これまた超楽しいジオラマの締め切りが迫っていて、うれしい忙しさですので、それらの紹介記事を楽しみにおまちくださいませ!


<追記>
こちらのジオラマは無事に完成し、現在こちらにて展示中です。

https://archi-depot.com/





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プロフィール

情景師・アラーキー

Author:情景師・アラーキー
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■ 情景作家
■ 1969年生 居住地:東京・杉並 

「日常にあふれるさりげない光景」を立体化する事が得意なオールラウンドジオラマ作家。昭和ノスタルジーからアニメシーン再現まで製作範囲の守備範囲は無限。むしろ挑んだ事がない題材を与えられると燃えるタイプです。

「生み出すものに魂を込めて作る職人のようにありたい」・・・と願って「情景師」を名乗っています。

<過去の作例活動経歴>
●電撃ホビーマガジン
●電撃スケールマガジン
●モデルグラフィックス
●アーマーモデリング
●モデルカーズ
●パンツァーグラフ
●エクストラマガジン
(スペインの模型雑誌)

<<ジオラマ制作随時承ります>>
(製作事例:CM、テレビ撮影用、展示会用、トイの商品開発用、企業ノベルティー等)
・ジオラマ制作についての相談&質問もお答えします
・展示会等での作品貸し出しもしております。
・TV,雑誌,Web取材等の随時受付中。
<出演事例>
・おはよう日本(NHK)
・めざましTV(フジテレビ)
・タモリ倶楽部(テレビ朝日)
・怒り新党(テレビ朝日)
・情報ライブミヤネ屋(TBS)
・まにあマニアル(BS日テレ)
・王様のブランチ(TBS)
・lifeサプリ(BS日テレ)
・経済ビジネスライン(BSNHK)
<雑誌取材事例>
・週刊新潮
・週刊アスキー
・女性自身
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