映画「永遠の0」DVD発売記念・役者アラーキーの活躍?



7月23日に、いよいよ映画「永遠の0」の DVD/ブルーレイが発売されました!

自宅で何度でも何度でもこの名作を見る事が出来ますよ。
私は映画の試写会を含めて劇場で4回も見に行ったのですが、もちろんこのソフトも買わせていただきました。
山崎監督のVFXの素晴らしさをじっくりと堪能するためにはブルーレイの高画質は最適。プレーヤーのリモコン片手に再生、ストップ、コマ送りを繰り返しながら、ムフフな毎日を繰り返しております。

もちろん「永遠の0」のタイトル通りに零戦の物語ですので、その空中戦のシーンの素晴らしさはわざわざ語るまでもありませんが、この映画を見た誰しもが「零戦を見に行ったら・・・空母赤城の物語だった」と言ってしまう程に赤城の映像がすばらしすぎるのです!。
その映像はもちろんCGですが、いやそこに完全に存在していますよ。特に赤城周囲をヘリコプターで空中撮影しているようにぐるりと回り込む映像など、太陽の光で空母の鋼板表面がギラリと反射して、表面の溶接による凸凹が解るんですよね。空母赤城の特徴である象の鼻のように湾曲した煙突とそこから吐き出される煙、その黒煙制御する為に煙と同時に海水を吐き出しているのですがその様子もしっかりと再現されていてまさにそこに存在しています。。。。まぁ兎に角その映像を見るだけでも十分に価値がありますよ!

↓空母赤城のCG制作を紹介している Youtube



さて、すでにBlogでこの映画に出演したエピソードを書いておりますが、BDをじっくりと見てその出演シーンをしっかりと確認する事ができましたのでご紹介いたします。


赤城エキストラブログ用


↓前回の記事はこちら
http://arakichi.blog.fc2.com/blog-entry-133.html

<空母赤城・真珠湾攻撃当日>

零戦の訓練に明け暮れる日々を経て、日本が大国アメリカに参戦する「真珠湾攻撃」。それを送り出す零戦整備兵。一番機が出撃する直前の映像中央に登場!(赤い矢印の所)


00_2.jpg

帽ふれ!で送り出す乗り組員一同。

00_3.jpg

しっかりと私だと解る程に大きく登場しています!!
それにしても、毎回いいポジション得ていますよね、私♫
自らが作ったチャンスではなく、毎回助監督さんが決めた配置に従っているだけです。

このシーンのメイキング映像もYoutubeにアップされています。



このシーンの撮影の為に千葉に原寸大のセットが組まれました。
もちろん大好きな小説、そして敬愛する山崎監督の撮影、空母赤城のセット、これらの3本柱が揃ったならばそれはそれは参加する為に全力を注ぎたい!!。
出演条件である「5分刈りの坊主になる事」というリスクもどんなもの!意気込みと写真審査で見事この名誉を勝ち取った結果の成果です。
実は先にも書いた「4回も劇場で見た」のにも関わらずにこの私の姿を見いだす事が出来ませんでした(笑)

<空母赤城・真珠湾攻撃直後>


00_6.jpg

攻撃を終えて、武勇伝を語る零戦パイロット。
その様子を目を輝かせながら聞き入る整備兵。後ろ姿ですがこの矢印が私です。

このシーンの撮影は本当に盛り上がり、この後に万歳三唱、そして台本にはない「同期の桜」を誰が示し合わせた訳でもないのに皆で歌い初めて肩を組んて一体になった名シーン。本当に戦友のような気持ちでした。

が、残念ながらNG。

それは・・・真珠湾攻撃の際には「同期の桜は」まだ作曲されていなかったのでした(笑)


<空母赤城・ミッドウエー海戦>


00_1

悲劇と語られる事が多いミッドウエー海戦での1シーン。
魚雷→爆弾→魚雷と爆撃機への装着で慌てふためく甲板の様子。

空母赤城での原寸セットの撮影には別々の日で2日参加いたしましたが、撮影としてはこちらが最初。
「言われて見ても、誰だか解らないよ・・・・」
映画ではこんな感じの映り方である「その他大勢エキストラ」だと思っておりましたし、通常のエキストラ参加の場合でもそんな扱いで(笑)


<現代シーン・電車内>


実は丸坊主にして挑んだ戦時中パートに続き、現代シーンでのエキストラでも参加しています。
ダブル主演である三浦春馬さん演じる宮部の孫が、友人との飲み会で特攻を卑下された事に腹をたてて、宮部の生き残りの同僚の1人、ヤクザの組長である景浦に話を聞きにいく決心をする電車の中という重要なシーンです。


 00_4


顔こそ見えてはおりませんが、なんと三浦春馬さんよりも手前!
名優2人の名シーンです(笑)

実はこのシーンは私の奥さんも電車の遥か後方に乗車しており、その後の駅の改札シーンにも参加しておりますが、残念ながら映画には映っておりません。エキストラ撮影の場合はこういうパターンがよくあるのですが、それでもこの映画には夫婦で映画作りに協力したという貴重な出来事が大切であり、本当にいい思い出です。



皆さんもこの名作映画を是非ともご覧になり、この感動を共有していただきたいと共に、プラスαで
「このシーンに普段はジオラマビルダーであるアラーキーがいる!」という楽しみ方をしてみてくださいませ。


最後に、以前紹介しましたダンボーのフィギュアを改造した「零戦ダンボー」を使った告知ポスターを♫


ダンボー21型_1



永遠のゼロBD発売



・・・・最近、ジオラマ記事がほとんどなくて映画エキストラに参加したネタが多過ぎ・・・


もしかしたら「役者アラーキーの映画にでまショー」にBlog名を変えるかもしれません(妄想)。


次回は、またジオラマ記事に戻ります!

※追記

この記事で紹介された「零戦ダンボー」はなんと海洋堂さんから発売が決定いたしました。
こちらのBlogやTwitterで紹介していたものを海洋堂さんが声をかけてくれて発売になりました!


               

               

よろしくお願いいたします。


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映画「永遠の0」に震えた!




2013年12月21日。映画「永遠の0」公開されました。
すでに公開初日で興行収入(興収)見込み60億円の好スタートを切ったようです。

この日は僕にとって忘れれない日となるでしょう。

小説「永遠の0」はすでに5回程読み返しています。読む程に違う発見と感じ方をしてしまう不思議な小説。
作家・百田 尚樹さんのデビュー作にして非常に魅力に満ちたストーリー。デビュー作らしい荒削りな文章運びや丁寧に描きすぎる文章部分もありますが、そういった点を踏まえて皆を虜にする所があるのでしょう。


実は、ここまでこの小説に思い入れがあるのは「まるで自分の事が小説化されたような」錯覚に陥ったからでもあります。


頑固な下町のシート職人だった母方の祖父は孫の接し方が本当にぎこちない人でした。
新小岩に小さな小さな工場を持っていて、無口だけど腕が立つ「ザ・職人」という人でした。
盆栽趣味もあり、その小さな木に針金で作った鳥を添えたり、小さな小さな凧を引っ掛けたりとまるでジオラマのような遊びを加えて楽しむ点は私のジオラマ趣味の原点といっても過言ではありません。
そんな所が私が似ていてるね〜、祖母が言った事を覚えています。

戦時中はマレー半島にて陸軍の工作兵として赴任しており、電柱にのぼって作業中に爆撃を受け、足の指すべてちぎれて四方に飛び散ってそれをあわてて拾って無理矢理包帯で固定したから親指と小指を付ける場所を間違えた!という話は小学2年生の私にはあまりにも衝撃的でした。ジャングルでトラに遭遇したとか体長2メール以上もある大蛇の話など心躍る話、たった一度だけ話してくれました。


その好きだった祖父が亡くなった時に、実は戦後再婚した相手であって、私たちとはまったく血が繋がっていない事実を聞かされたのです。
母の本当の父親は海軍の軍艦乗りで、南方の海戦で帰らぬ人となっているという事。
戦後、祖母1人で3人の子供を養う事は困難だと考え、生活を最優先してすぐに再婚した事。その事で実の祖父の実家から冷たい女だと罵られ、3人の子供のうちの長男、次男を手放した事・・・。



もの凄く衝撃を受けました。

血がつながっていると思っていた職人気質でミニチュア好きな祖父、本当に血が繋がっている戦死した祖父。
2人の祖父の存在。

残念ながら上艦していた艦名も、戦った海戦も解らないまま祖母も私が大学の頃になくなりました。

自分の境遇とシンクロしてしまう小説「永遠の0」。

その小説が映画化、しかもなんとなんとなんと敬愛する山崎貴監督によって映画化!!!!
これは本当に嬉しく何か運命的なものを感じました。



2012年の夏に空母赤城の搭乗員のエキストラ募集があり、これは絶対に参加したいと写真&募集書類を送り結果を待ちました。
するとなんとなんと合格!!

次にクリアーしなければならなかったのが、真珠湾攻撃の零戦を送り出す「帽ふれ」の重要なシーンがあるので「5分刈りの坊主になる事」でした。

こんなチャンスは滅多にないので、中学生以来の丸坊主になり、8月の千葉で行なわれた空母赤城の原寸大セットでの撮影に参加する事になりました。

千葉の白浜に作られた空母赤城の艦橋付近の原寸大セット。
そのほとんどを山崎監督の得意とする VFXで作ると思っていたので、原寸セットといえどもブルーバックの固まりのようなものだと想像していたのですが、嬉しい事に迫力ある艦橋が半分再現されていました!


赤城3


赤城2


赤城1


赤城4


(上記の写真は映画永遠の0の公式ツイッターで紹介されている写真です。)


そしてこのセットで水兵を演じていた・・・・


赤城エキストラブログ用

坊主バージョンのアラーキーです!。


空母赤城の甲板で零戦の整備を行なう水兵。エンカン服という白いつなぎを着ています。
背中には防毒マスクを背負っています。

現在の私は40過ぎておりますが、この当時の水兵は20代の若い兵士ばかりだったでしょう。

(ちなみに私の写真は特別な理由により撮影出来た写真であり、通常のエキストラでの参加では写真撮影は一切禁止されております。)



赤城白黒ブログ




山崎監督が「カメラ越しに見るその光景はまるで記録映画を見ているようだった」と感想を述べていたように、丸坊主の赤城の役者さんとエキストラで撮影された帽ふれのシーンは夕日の中でとても美しい絵になっていました。

なんと嬉しい事にこのシーンの VFXの映像がyoutubeで公開されています。
艦橋の右側あたりで帽子を振っている固まりの中に私がいるのです。

http://www.youtube.com/watch?v=RYa8NPbqcbY


実際の映画の画面では、目を凝らしてもハッキリと自分だと解る訳ではありません。しかし、歴史に残る名シーンに参加出来たという名誉で十分です。実際には千葉では2日間の撮影に参加して真珠湾攻撃のシーンと、ミッドウエー海戦に突入するシーンの撮影に参加しました。宮部を演じていた坊主姿の岡田さんは小説の中の宮部のイメージにピッタリで、この時に映画の成功を確証したのでした。



私の本当の祖父が見たかもしれない海の光景。そして戦争の恐怖。
赤城に乗船していたかもしれません。
この甲板の上でふと、祖父に出会えたような感じがしました。




この映画は基本は現代劇なので、上記の戦時シーンの撮影以外の現代シーンの募集もあり、こちらも合格して参加しています!


撮影50日目の2012年の09月1日。

北総鉄道の車両を貸し切っての撮影でした。小室駅より三浦春馬さんやエキストラさんを乗せて出発し、電車の中でのシーンと駅の改札のシーンを撮影しました。

なんと電車の中のシーンでは助監督のその場での判断で私がカメラ正面に配置されておりますので、映画の中では一瞬ですがハッキリと私の後ろ姿を確認できます。
こちらのシーンの撮影風景も公式ツイッターで公開された写真に写っています!

右側の坊主のサラリーマンが私で、水色のポロシャツの方が助監督さん、その場所に三浦春馬さんが立ちます。


駅のシーン


実はこの車両の遥か後方には私の妻もエキストラで参加しており、映画のシーンではまったくその姿は解りませんが、夫婦そろってこの映画作りに貢献しています!

この映画は荒木家にとっても重要な思い出の作品となりました。


自分の思い入れがある分を差し引いても、この映画は今まで見た映画の中ではもっとも心を振るわせた名作である事は間違いありません。
単に「泣けた」という言葉を使いたくない、心が何かと共鳴する感じ。映画を見終わった後に余韻がいつまでもいつまでも続くこの感じが、どうも上手く表現出来ずにモヤモヤとしてしまいます。

小説の映画化は少なからずいろいろな不満や物足りなさを感じる物ですが、この映画は百田さんの小説をベースにして見事に「映画版・永遠の0」として進化している脚本が本当に良く出来ているのです。単なる戦争の悲劇を押し付けるようにまとめあげる脚本は数あれど、山崎監督のまとめあげたストリーは一貫して「人を思う事」を書き上げていると思いました。

そして戦時パートの VFXの映像が、「日本の映像技術はこれほどにも進化しているのか!」と驚愕します。
潮の香り、南方の熱い風、風切り音、艦船の焼けた鉄板の温度、ジュラルミンのたわみ、硝煙とエンジンオイル、血の匂い・・・・CGが凄いという軽い表現ではかたり無くない、昭和19年そのものの世界がまさにそこにあるようです。

調布にある VFX職人集団の白組の力、それをまとめあげている VFXディレクター渋谷さんの力。
fecebookで知り合ったGCアーティストの帆足さんの力。

小さな力ですが私と妻の力も加わってこの映画が産声をあげました。

是非とも劇場でこの思いを共感してください!

プロフィール

情景師・アラーキー

Author:情景師・アラーキー
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■ 情景作家
■ 1969年生 居住地:東京・杉並 

「日常にあふれるさりげない光景」を立体化する事が得意なオールラウンドジオラマ作家。昭和ノスタルジーからアニメシーン再現まで製作範囲の守備範囲は無限。むしろ挑んだ事がない題材を与えられると燃えるタイプです。

「生み出すものに魂を込めて作る職人のようにありたい」・・・と願って「情景師」を名乗っています。

<過去の作例活動経歴>
●電撃ホビーマガジン
●電撃スケールマガジン
●モデルグラフィックス
●アーマーモデリング
●モデルカーズ
●パンツァーグラフ
●エクストラマガジン
(スペインの模型雑誌)

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(製作事例:CM、テレビ撮影用、展示会用、トイの商品開発用、企業ノベルティー等)
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・展示会等での作品貸し出しもしております。
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<出演事例>
・おはよう日本(NHK)
・めざましTV(フジテレビ)
・タモリ倶楽部(テレビ朝日)
・怒り新党(テレビ朝日)
・情報ライブミヤネ屋(TBS)
・まにあマニアル(BS日テレ)
・王様のブランチ(TBS)
・lifeサプリ(BS日テレ)
・経済ビジネスライン(BSNHK)
<雑誌取材事例>
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