トタン壁の造船所・3期工事 その3
トタン壁の造船所ジオラマの完成のフィナーレ。
それは電飾による夜のシーン公開です!。
小学校に入った時にはすでに本格的なプラモデル制作に入っていた私ですが、あの頃のプラモは必ず電池BOXがマストでした。つまりモーターで動くという事。いまだに「モーターライズ」!という響きが横文字の中でもっとも胸躍るカッコいい言葉だと断言します!(笑)
動くプラモデルもやがて「光る」というのが売りなるには「麦球」の存在は無くてはなりません。
それまでは小学校の理科の実験でも使用した豆電球がもっとも小さな光る為の部品でしたが、それよりも遥かにちいさな麦球は本当に胸が躍りました。部屋を真っ暗にして眺める模型にまるで自分が特撮映画の監督になったようなワクワク感が溢れましたね。
そんな気持は40過ぎたおじさんモデラーの私にも未だにふつふつと残っているのです!!
さぁ、トタン屋根の造船所の点灯です!!!
外の作業灯の黄色い光に対して、室内は蛍光色の白い光。
この光の対比が結構本物のように見える事は狙った通りでした。
これらの照明はゴマ粒並みの小ささのチップLEDだからこそ仕込めたのです。
将来、白い光を発光する極小の発光体を誰が想像したでしょう。
この存在は模型に大きな可能性を与えました。
多くを語らなくてもカメラのファインダー越しに見た世界はまさに本物のような光景でした。
時間が過ぎるのを忘れて何枚も何枚も撮影しました。
私が見たかった世界がここに。
おそらく小学生だった時代の僕に、将来君はこんなジオラマが作れるようになる!
と教えてあげたら目を輝かせて喜ぶだろうなぁ。
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